MENU

ステント2回目

目次

嚥下機能がアップしてきた!

 ステントの2回目。これ以降、かなり飲食ができるようになってきたので、本当にホッとしました。普通の人の食事量の1/3くらいですが、食べられるようになりました。でもやはり全体量は少ないので、普通男性の一日の摂取カロリーには満たず、日々食事の管理には工夫と努力が必要でした。

 外食が好きなPくんなので、外に行って気分を変えた方が食べられるということに気づいたこともあり、運動も兼ねて、Pくんの体調が良い時にはお出かけし、食べられそうなものがあるお店に行くことが恒例となりました。

 回転寿司が大好きで、一度の食事で16皿(32カン)は軽く食べていましたが、この頃は握り3カンがやっと。それでも食べたいものが食べられていることに、2人で喜びを感じていました。

 また、術後は量だけでなく、食の嗜好が一気に変わったのには当人も驚いていました。大好きだったコーヒーや生クリーム系のケーキなどが一切苦手になってしまいました。

 この頃、友人からのお誘いで、術後初めて1人で電車に乗って公園に散歩に出かけることができました。まめに声をかけてくれて気分転換をさせてくれた友人に心から感謝しています。

この時点で25kgも体重が減っていたので、どんどん痩せてしまうことに危機感を感じていました。スポーツマンでガッシリ体型でしたが、顔相も変わりました(出会った頃の雰囲気に戻った?)。特に出かけた際に少し離れると、どうしても以前のイメージが頭にあるため、痩せた体型のPくんを探すことがとても難しかったです。

体重-25kg(86kg→80kg→76kg→70kg→65kg→61kg)

お寿司を前にしつつも食べられたのは数カンのみでした
こんな中でも豆まきして恵方巻は食べます
よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

ポエムと猫が好き。甘やかされて育った末っ子です。
高校生の時に出会ったPくんと結婚。お魚の骨は取ってから、甘栗の殻はむいてから…Pくんは父から受け継いだそんな習慣を完璧にこなしてくれました。おかげで、見事に世間知らずのまま中年と言われる年齢になってしまいました。
Pくんの病は、そんな私にとって人生初のあまりにも厳しい試練となりました。

この瞬間にも、どん底に突き落とされてお辛い状況の方たちがいるかもしれませんが、私の日記のどこかに小さな励ましとなることがあれば幸いです。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる